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弦楽四重奏曲第1番 (シューベルト) : ウィキペディア日本語版 | 弦楽四重奏曲第1番 (シューベルト)[げんがくよんじゅうそうきょくだい1ばん]
弦楽四重奏曲第1番 ハ短調(変ロ長調) D18は、フランツ・シューベルトが作曲した初期の弦楽四重奏曲。 ==概要== 1808年から1813年の秋までシューベルトは、ウィーンのコンヴィクトに在学しており、このコンヴィクトには生徒からなる管弦楽団があり(シューベルトは入学後しばらくして第1ヴァイオリンを担当していた)、毎年1曲の交響曲や1曲(または2曲)の序曲を演奏していた(同じように交響曲第1番も作曲している)。そうしたことに伴って、この管弦楽団のメンバーからなる室内楽の演奏も行われた。 この弦楽四重奏曲第1番は1812年に作曲され〔前年の1811年には、ニ長調のD2cとD3が作曲され、第1番が作曲されたその後には、D19とD19aも作曲されたことが知られているが、前者のD2cとD3は未完成に終わっており、後者のD19とD19aは楽譜が紛失している。〕、おそらくコンヴィクトで演奏する目的で書かれたものといわれているが、それと同時に、シューベルトの家庭では室内楽を演奏する習慣があり、第1番を含む初期の弦楽四重奏曲は、むしろこの目的で書かれたものらしい。そこではシューベルトの父がチェロを担当し、シューベルトはヴィオラを担当していた。父はしばしば音を外したりもしたが、それをいち早く気付いたシューベルトは遠慮がちに注意したという逸話が残されている。
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